インタビュー

もっちゃん

「間違いは成功の下積み」好きなことをする自分に、いつだって期待していたい

iriserで職人になる前は、小学校で先生の補助としてこどもたちの面倒を見ていました。町
の広報などでiriserが時々取り上げられているのを目にしていたので、気になってはいたん
です。いざ職人に転身するとなると、もちろん不安はありましたが、それよりも「この年に
なってようやく自分の好きなこと=ものづくりに手を出せる!」という期待が強かったです
ね。職人になってからも当然、成功するばかりではなくて失敗の繰り返しですが、思った通
りの形を一回できれいに完成させられた時などの嬉しい瞬間があり、「間違いは成功の下積
み」だと考えると心に余裕ができる気がします。

両手を細かく動かす集中力がランプワークのカギ

制作で難しいのは、手の動かし方。アクセサリーはすべて2本のガラスの棒から作るのですが、ガラスの棒をずっと持っていると、バーナーの火で溶けた熱いガラスが下に落ちてくるんです。それを落とさないように棒を回し続けなくてはならないので、最初は筋肉痛になりました。また、利き手は右ですがガラスを回す手は左手なので、そこも技術が必要ですね。右は右でピンセットをもって形を調節しなければならず、どちらの手にも細かい動きが必要なので、集中力が必要です。

人とつながる場に、常に身を置いていたい 自分の「好き」に正直になって見つけた夢

iriserに入って1年が経ちましたが、ようやくガラスの特性がつかめてきた気がします。ガラスは日々変化するものなので、火に入れれば溶けると思っていても、パリンと割れてしまうことがあったりしますが。作業中の感覚は言葉で説明できるようなものでもないので、時間をかけて慣れていく必要があると思います。
今のガラス職人の仕事は、迷った末に選んだ道なので、自分の気持ちに正直になってよかったなと思いますね。あと、iriserはみんなで集まって作品を作る場なので、新たなひととのつながりを持てたというのが大きかった。ひとりでは生まれないものやアイデアが日々生まれる場にいられることが楽しくて新鮮です。これからも常にだれかと関わっていたいし、そんな場に身を置いていたい。これからの夢でもありますね。

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