iriser イリゼ 福島県南相馬市小高区のハンドメイドガラスブランド

                           
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プロフィール

座右の銘
最後に笑うものが最もよく笑う
好きな食べ物
魚介類と辛いもの
担当アイテム
おだかうめ・アンフィニ
                           

ガラスの魅力は「自由度の高さ」 難しいからこそ、挑戦がたのしい

                           

もともとものづくりは好きで、ミシンをやったり、学生時代はテレビ番組のセットを作る勉強をしたりもしていました。ただ、ガラスはこれまでのものづくりの感覚とは全然違っていて、炎の中に入れれば溶け始めるので、どんな形にもできてしまう自由度の高さに難しさとおもしろさを感じます。今まで触ってきたものとは異なるので、始めたころは大変でしたね。私はiriserの職人第1号だったので、あとから入ってくる職人さんに指導をすることもあったのですが、ガラスの柔軟さゆえ、感覚的なガラスの製作過程をことばで説明するのが難しくて。それでも、みんなで一緒に製作をしたり、新しいデザインや技術にチャレンジしたりするときがいちばん楽しいです。

                           

「地方だからこそ、自分次第」 東京から福島へ移住して気づいたこと

                           

私は東京都出身なのですが、もともと福島の浪江に友人がいて、震災前に何度か遊びにきたことがありました。そのころは東京で仕事をしていたのですが、震災が起きて以来、やはり心のどこかで福島のことが気になっていました。そして震災から3年ほどたったタイミングで再び南相馬を訪れる機会があり、その時に南相馬に移住しようと決め、仕事を辞めてきました。もともと東京にいる時も田舎の生活にあこがれがあったので、福島の地でなにかできたらいいなという想いが必然的に芽生えてきたような感じでした。不安もありましたが、とりあえず一度やってみようという気持ちでしたね。南相馬に来てからは、地方だからこその発展しすぎていない「余白」があって、自分次第でやりたいことができる環境に身を置いているように思います。東京じゃなくてもいろいろなことができるんだなと気づいたのは大きな発見でした。今は南相馬で結婚し、家族とこの地に根を下ろして暮らしています。

                           

「自分が楽しいと思うほうへ」 未来を企みながら、ずっとわくわくしていたい

                           

これまでものづくりをしたり、福島に移住したりなど、自分が楽しいと思う方向に進んできましたが、まだまだ興味のあることがたくさんあります。今もガラス製作以外に、個人的にママ向けのイベントを開催したり、コミュニティを作る活動もしていて。ガラスもイベントも、目標や目的に向かって仲間と何かを企んだり形にしていくことが、わくわくするしやりがいを感じます。やはり何をするにも自分が楽しんでこそだと思うので、それによって周りの人も巻き込みながら、多くの人に喜びや楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。楽しいと思うものは変化していくこともあるけど、自分のわくわくに従って生きていきたいです!